めざせ東京リーマンの千葉週末田舎暮らし

東京在住のサラリーマンが週末別荘生活を目指す。別荘購入、維持・管理費等の費用捻出のため太陽光発電の売電に目をつけ別荘所有に向かって行動中!!

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都内のタクシーが初乗り「410円」に変わりますが実態は運賃値上げです

      2016/12/27

​来年1月末から都内タクシーの初乗り運賃が「410円」と一見安くなったような印象を受けますが内容を見てびっくりしました。

1.052キロで410円でそこから段々運賃が上がり2キロ乗ると今の初乗り運賃と同じ730円となり実質2km乗ったら同等の運賃。さらに乗ると今までは280メートルごとに90円でしたがこれからは240メートルごとに80円に変わるとの事。
ということは

現状 1円で3.11メートル
今後 1円で3メートル

ということで2キロメートル以上乗る人は約3.6%の値上げです。国土交通省は短距離をもっと気軽に乗れるようにという趣旨だそうですがそれなら2km以上の運賃値上げは理解できません。ここ数年で何回も値上げを繰り返してますが一見安くなったような印象を与えながらの値上げには憤りを感じます。
タクシー料金は国が定める料金となってますがタクシー会社は本気で利用者の利便性向上に力を入れているようには見えません。前回の料金値上げは運転手の待遇向上と言ってましたが実態としてタクシー運転手の友人の話を聞く限りあまり変わってないようなので値上げによるサービス向上も期待出来ないでしょう

サービス提供者が利用者を全く見て無く市場原理が全く働いていない状態と言えるでしょう。同じサービスで価格だけ上げているのですから利用者が減るのは誰が考えても判ります。

今後、uberなどのライドシェアと呼ばれる新しい形態のタクシーが普及していった場合、現状のタクシー業界は間違いなく大打撃を受ける事となることでしょう。利用者のためにならない既存の規制こそ早急に規制緩和して貰いたいものです。

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