めざせ東京リーマンの千葉週末田舎暮らし

東京在住のサラリーマンが週末別荘生活を目指す。別荘購入、維持・管理費等の費用捻出のため太陽光発電の売電に目をつけ別荘所有に向かって行動中!!

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太陽光発電の電気って本当に割高なのか

   

この内容は少し前に資源エネルギー庁の発電コスト検証ワーキンググループが発表した下記資料を元に記載しております。

http://www.enecho.meti.go.jp/committee/council/basic_policy_subcommittee/mitoshi/cost_wg/006/pdf/006_05.pdf

原子力発電は単価が安い(10.1円/kW)といっても石炭火力発電(12.3円/kWh)との金額差はキロワット当たり2円程度。また太陽光発電の電力は不安定ではありますが2015年の時点で23.3円/kwhとなっており既に石油火力発電(30.6円/kWh)よりは安くなってます。
今から太陽光発電施設を新規で設備認定して設置すると買取金額は1kWhあたり27円。いろんな分野から太陽光発電にバッシングが出てますがいくら不安定な電源とはとはいえ27円買取なら経済的な面から考えてもそれほど悪くないように感じます。少なくても石油火力発電所が稼働している現在なら経済的にも十分メリットがありそうです。

資源エネルギー庁の資料では原子力発電の発電単価が一番安いですが、原発による発電単価は事故のリスクもさることながら廃炉する際の廃棄物処理費用が膨大になりそうだと言われてますし、使用済み核燃料の最終処理地も未だに決まっておりません。こんな状態で再稼働して本当に運転し続けることが出来るのでしょうか。火力発電所に関しても為替変動・化石燃料の価格高騰など外的環境変化により燃料価格が高騰することも十分考えられます。太陽光発電も天候によって出力変動が大きいというデメリットがありますが価格的にはすでにメリットが出てきてますし今後はもっと安くなっていって2030年には石炭火力と並ぶ位まで下がると予測されてます。

原子力よりな価格検証ですら原子力発電と石炭発電の差額がkW辺り2円なら使用済み核燃料の処分などを考えると本当に原子力発電所って必要なのか疑問に感じますね。こういった具体的な数値に関してはもっと公開していって欲しいと思います。

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