めざせ東京リーマンの千葉週末田舎暮らし

東京在住のサラリーマンが週末別荘生活を目指す。別荘購入、維持・管理費等の費用捻出のため太陽光発電の売電に目をつけ別荘所有に向かって行動中!!

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浄化槽の選び方

   

太陽光発電施設用に購入した土地に小屋があり、トイレが設置されていたのですが現状だと浄化槽を設置しないと使用が困難なため浄化槽設置を検討してます。生活する上ではとっても大事な事かなと思いますし設置すると数十年と使っていく物ですので浄化槽について少し調べてみました。

元々、生まれたときから下水道があり浄化槽という物自体全く実感がないのですが浄化槽とは下水処理を下水処理場でするのではなく各家庭にちいさな下水処理場を作って川に流しても問題ない程度まで処理してから排水する為の機械です。排水を綺麗にする方法は微生物を使った生物濾過という事でこれって熱帯魚の濾過フィルターみたいな物かなと思ったらまさしくその通りででっかいタンクの中に濾過剤がたくさん入っててそこに空気を送ったりして処理してます。浄化槽自体は丈夫な物で滅多に壊れる事は無くちゃんとメンテナンスをしてれば20年~30年位は使えるようです。

浄化槽設置には様々な補助金があるようですが細かく市によって基準が違います。自治体によっては浄化槽の種類によって補助金を出したりする事もあるようなのでこの辺りは地元の水道業者に確認した方が良いでしょう。ちなみに山武市では新規に浄化槽を設置する場合には一切補助金が出なくて汲み取りトイレからの切替のみ補助金が出るようですがそこに住む事が前提となりますので私は補助金対象外。なので国の基準に適合する浄化槽(世の中に出回っている物殆どだと思いますが・・・)から選ぶ事になります。

しかし、浄化槽ってメーカーによって何が違うんだろうと思ったのですが1箇所だけ大きく違う点がありました。
それはブロアーという空気を送る機械を浄化槽に付けるのですがこのブロアーから送る空気の必要配線数が機種によって1つ口の物と2つ口の物があります。このブロアーは一年中動いており5、6年に一回の頻度で交換が必要なようでブロアーが壊れた際の修理代が2つ口の物は高額になります。試しに80Lのブロアーをネット通販の価格を比較すると一つ口が約3万円、二つ口が約5万円ですから維持費の上では間違いなく1つ口がお得。この辺りは設置する上で検討する必要があるかもしれません。ただ、素人目に見ると1つ口タイプは浄化槽の内部構造が複雑になっているように見受けられたので別の問題が出そうな気もしました。

また、ブロアーが送り出す風量も機種により違いがあり風量が少ない機種ほど電気代が安くなります。ざっとカタログ見ただけですがブロアー消費電力は低い機種で39w、高めの機種で80w位でしたから数十年動かす事を考えるとかなりの消費電力量の違いになるのではないでしょうか。この辺りも機種選定の一つとして考えてみると良いかと思います。

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