CX-5は発電機として使えるのか?
2016/04/17
CX-5はオルタネータ容量もバッテリー容量も大きくノーマル状態でも大電流を取り出しやすい車だと思います。写真はCX-5のオルタネータで容量は12V150A。少し前の車では考えられない容量です。
せっかくなので試しに交流100Vに変換するインバータを使ってみることにしました。
購入したのは大橋産業のBAL-1787という製品。
http://www.bal-ohashi.com/inverter/1787.html
インバータにも色々種類がありますがこのインバータは正弦波で出力出来る割には値段が安かったのが選択の理由。もっと出力が大き物もありますが価格や大きさ、重さを考えるとこの位がちょうど良いかなと思います。こちらを使ってお湯を沸かしてみる事にしました。
一緒に新しくポットも購入。購入したのはこのモデル。
CH-DT10-XJ
https://www.zojirushi.co.jp/syohin/professional/electronic-pot/chdt/
最近のポットは早く沸かせるよう消費電力が大きいのですがこちらは430wと少なめ。少し定格をオーバーしますが最大出力は超えてないので多分大丈夫たろうと予想しての購入です。
接続は至って簡単でバッテリーに付属ケーブルを直接付けるだけです。最近の車は使用電力によって充電制御しているようですがCX-5の電流検知の場所はマイナスバッテリー端子にあるので接続場所もあまり気にする必要はなさそうです。時間にして10分程度で無事にお湯が沸きました。
お湯を沸かしている最中の電圧を測定しました。車両から35A程度取ってると思いますがアイドリング状態でも問題なさそうな感じです。
最近の車はアイドリングストップや電動化で電源強化されている車が多そうですがなにも手を加えずに400W程度の電気を発電出来るのは非常に便利だなと感じました。災害時の備えにインバータは持っていても良いかもしれません。