国産高効率ガスタービン開発物語
世界最高水準の高効率・大型ガスタービンで、地球環境やエネルギー問題に貢献
http://www.nedo.go.jp/hyoukabu/jyoushi_2012/mitsubishi_j/index.html
以前に火力発電にて高効率ガスタービン発電のことを書きましたがその開発物語です。
ムーンライト計画というのは始めて知りました。プロジェクト発足年が1978年と私の生まれた年という事で親近感がわきます。ちょうどオイルショックの際に行われたサンシャイン計画と同時期に始まったプロジェクトとの事。
プロジェクトが発足した当時はガスタービンを欧米から輸入していたという技術レベルから現在は世界最先端の技術を有するまでにいたるというのは胸が熱くなります。まさにプロジェクトX状態ですね。
このような研究開発というのは概して実績に結びつく事がない事が多いですがここまで結果を出せた物は数少ないとは思います。30年以上前に投入した税金が現代に渡って実り世代を超えた利益となって社会に還元されたといっても良いのではないでしょうか?この成果物を大いに活用していって欲しいです。
研究開発は続ける事が非常に重要で一旦やめてしまうと間違いなく絶たれてしまう物。次世代の子供達のための布石と考え次世代へつながる分野の研究開発への税金投入は可能な限りしていただきたいと思います。
NEDOのホームページは理系人間の方には面白いと思います。次世代エネルギーに興味がある方は他のコンテンツも見てみてはいかがでしょうか?
Android携帯からの投稿