一号基出力低下の原因判明
一号基の売電量が二号基と比べて明らかに低下している事がフロンティアモニターの計測結果からわかり、原因を調べるため現場に行ってまいりました。
現場を見た所パワコン9台ある中で1台液晶の表示が出てない物がありました。内部のパネル入力のブレーカーは特に落ちている様子もありませんでした。とりあえず東電側のブレーカーを落として再度入れてみたり自立運転ボタンを押してみたりしましたが全く表示が出てこない状態です。これ以上は素人では判断できないため設置業者に連絡し見て貰う事にしました。
パワコン保証は10年ありますから恐らく修理代は掛からないと思いますが春夏の売電絶好調の時期で無くて良かったです。二号基との出力差は10月中旬頃から発生したようなのでパワコン停止を気づくまでそれほど長くならなかったのも不幸中の幸いでした。この時期は雑草があまり伸びないので現場に行かないため遠隔監視で気づかなかったら発見はもっと先になっていたことでしょう。今回はたまたま一号基と二号基で発電量に大きく差があったので解りましたが昨年のデータと見比べても気付けない感じでしたのでやはり遠隔監視はパワコンのステータスも見られるタイプが良いのかもしれません。
気になるのはパワコン一台だけが壊れただけなのに二号基との比較で1日最大1.6倍近くも売電量に差が出ていた点です。パネル出力やパワコン一台故障している事を踏まえても計算上では20%位の差で収まるはずなのですが・・・。これに関しては一号基は西側に高い木があるのでその影響が考えられますがそれだけではなさそうにも感じます。とりあえず二号基との出力差については今後も注意してみていくこととします。この木の影響だけでは無いと思いますが付近の環境についても今後は考えていきたいと思います。