2020年確定申告より青色申告で65万円控除を受けるには電子帳簿化が必須!?
2020/05/05
こんにちは、りょうです。
STAY HOMEなゴールデンウィークなのでいつも先延ばしにしてしまっている領収書整理や帳簿付けをしようと久しぶりに会計ソフトを起動しましたが年度更新の際に「電子帳簿に切り替えますか?」とメッセージが出てきました。
調べてみると2020年度確定申告からe-Taxでの申告か電子帳簿保存をしてないと青色申告控除が65万円から55万円に下がってしまうとの事。
ただ個人事業主の場合、基礎控除が38万円から48万円に上がるので青色申告特別控除が10万円下がるようで何もしなくても実質的にあまり変わらないようです。
サラリーマンも基礎控除増えて給与取得減るだけなので変更なし。(2400万円以上所得がある人は除く)
という事で何もしなければ特に影響ないのかなと思っていたのですが私のようなサラリーマンもやってて事業所得がある人は給与控除が10万円下がるので何らかの手当てをしないと実質的に増税となる模様( ノД`)…。事業所得のみの方は電子帳簿保存すると10万円控除が増える事に。なかなか事業主びいきの税制改革です。
10万円の控除が減るのは痛いので電子帳簿保存をしようかと思ったのですが電子帳簿保存を始めるには記帳を始める3ヶ月前に税務署に申請する必要がある!?と制度的にはなっておりちょっと焦ったのですが特例で2020年度は2020年9月30日迄に申請をすればOKのようです。
ちなみに電子帳簿保存には会計ソフトが必要となりますが私が使っている弥生の青色申告は対応してるようでソフト的に何かする必要はないようです。
電子帳簿保存にすると控除が10万円増えると言う利点はありますが領収書も帳簿を10年間保管しなければならないのか等色々気になる点はあります。とはいえ、電子帳簿化は世の中の流れでしょうからこの際電子帳簿化してしまおうか思案中。今後も動向を見て行動していこうと思ってます。
