太陽光発電施設遠隔監視向け常時接続
遠隔監視向け常時接続環境で必要な条件は
回線が長期間切断されない事、されたとしても自動で復旧できる事
です。遠隔地で監視カメラを見れるようにする場合は速度もある程度必要ですがそれよりも回線が繋がっている事と自動で復旧できる事が重要かと思います。この点から遠隔監視でモバイルWIFIルーターを使用した運用は難しいと考えます。そもそもモバイルWIFIルーターは長時間の常時接続環境を想定して無く電源を供給し続けたとしても止まってしまう可能性がありますし止まった際には本体操作無しでの復旧は難しいです。
ちなみに1号基で使用しているルーターは店頭販売していないようでメーカーに問い合わせてみたところ一台からでも販売してくれるようでしたが、もう少し一般的に出回っている物は無いかと探してみたところこんな物を見つけました。
MR-GM2
http://www.mrl.co.jp/product/gm2/
というかマイクロリサーチって懐かしい!!
20年位前にパソコン通信していた頃使用していたモデムがここの前身となる「マイクロ総合研究所」でした。時代は変わりましたが相変わらずネットワーク関連のマニアックな製品を作っているようです。
この「MR-GM2」はモバイルデータ通信カードを差し込む事によってどこでも常時接続環境を作ってくれるルーターです。ウェブの商品説明の機能として目を引いたのはスケジュールによる自動再起動機能。ルーターを長期間使用していると動作が怪しくなったりしますがこれを再起動させる事で自動的に回避できるという機能です。まさしく長期的な遠隔監視に必要な機能だと思いますが、市販ルーターでこんな機能があるのはあまり見た事がありません。ほかにも回線切断時の回線自動再接続機能もあるのでこれに手頃なUSB通信カードを組み合わせれば遠隔監視用の常時接続環境が簡単に作れそうな感じです。値段も手頃なのでとりあえず購入してみる事にしました。うまく行くと良いのですけど。