電気自動車の急速充電器による充電速度の違い
急速充電器によって充電速度が違うと言う話は聞きますが実際にどの位違うのかLeafSpyにて測定してきました。
こちらは圏央道江戸崎PAに設置されている50kW充電器。
充電開始時、370V120Aと表示されてました。さすが50kW急速充電器速いです。先を急いでいたので7分位しか充電しませんでしたが一気に5kW程度充電出来ました。
こちらは常磐道守谷SAに設置されている40kW充電器。
充電開始時、370V98Aと表示されてました。約2%程度から30分で75%まで充電出来ましたのでこれでも十分高速といえます。
こちらは首都高八潮PAに設置されている35kW充電器。
充電器に出力表示されないタイプの充電器ですがLeafSpyを見ると充電開始直後は32kW程度は出力されているようです。途中ブルートゥースの接続が切れてしまったためグラフの時間が少し短くなってますが約20%から20分で75%まで充電されましたので実用上問題ないかと思います。
こちらはファミリーマートにおいてある20kW充電器。
ブルートゥースの接続状態が悪くグラフが乱れてますが上記急速充電器の半分程度しか出力がありません。これだと充電時間が他の充電器と比べ2倍近くかかってしまいます。
充電開始直後はどの充電器でも充電器の最高出力で充電されますが徐々に出力が低下していきます。これはリーフ側から電池保護のため充電器を制御し出力を制限するよう通信して出力低下させているからです。私のリーフの場合、充電容量が60%を超えた辺りから出力低下が発生するようなので先を急ぐ場合は60%を目処に充電を終了させてしまった方が効率が良さそうです。
予想通りですがファミリーマートなどにおいてある20kW出力の急速充電器は緊急事態以外あまり使用したくないですね。これほど充電速度に差があるのに都度利用の充電料金は一緒というのはいかがな物かと思います。