リーフの電池交換は修繕費?資本的支出?
2016/10/23
毎日日常の足としてリーフに乗っている身としては気になるのが電池劣化。
私は電池は劣化する物と考え二回目車検時にまだ乗るようなら交換も視野に入れ割り切って乗ってますがその際の費用についての経費計上が修繕費にならない可能性が出てきました。太陽光関連で使用している車両なのでバッテリー交換が資本的支出となった場合ちょっと痛手です。
参考となる判定として工場にある電動フォークリフトのバッテリー交換の事例がネット上で出て来ますが意見は二つに分かれてます。通常のガソリン車でもエンジン交換をした場合修繕費にすべきか資本的支出にすべきかでも意見が分かれてるようなのでこの辺りグレーゾーンなのでしょう。ちなみに国税庁のお達しは下記のようになってます。
修繕費とならないものの判定
https://www.nta.go.jp/taxanswer/hojin/5402.htm
修繕費とならない物は下記の物となるようです。
(1)建物の避難階段の取付けなど、物理的に付け加えた部分の金額
(2)用途変更のための模様替えなど、改造や改装に直接要した金額
(3)機械の部分品を特に品質や性能の高いものに取り替えた場合で、その取替えの金額のうち通常の取替えの金額を超える部分の金額
例外事項として20万以下なら修繕費にしてOK、判断が難しい場合60万円以下なら修繕費に出来るようですがリーフの電池価格は60万円程度らしいので微妙なところです。もし電池交換代が60万円を切るなら修繕費でいけそうな気もします。日産が電池交換費用を基本はリースでと言っている理由はこの辺りのトラブルを避けたいのかもしれません。
もし今後、「電気自動車の電池交換は資本的支出」と確定したら電池交換は日産推奨の3年リース契約が良いでしょう。資本的支出で6年償却となっても償却が終わる頃までリーフに乗っていない可能性が高いでしょうから。