EV用急速充電器の数は増えてますが・・・
2016/09/24
最近、色々なところで電気自動車用の急速充電器を見かけるようになりました。
電気自動車乗りとしては嬉しいのですが、「急速充電器」と書いてあっても実際は充電器によって充電出来る速度が違うのをご存じでしょうか。出力で言うと20kW~50kWの違いがあり最大2倍以上の差ですから無視できない違いです。しかも最近新規に設置されている急速充電器は20kW出力の物が多いのが現状。そのため充電する前にgogoEVなどの充電器検索サイトで充電器の出力を調べ充電する充電器を選んでます。
2倍以上充電速度が違うにもかかわらず一時利用時の料金は20kWでも50kWでも殆どの場所で1分50円と同じ料金。電気契約上、高出力の物は基本料金が高くなってしまいますし、取れる料金は低出力充電器でも高出力充電器でも同じなら低速充電器を設置するのは設置者側としては当然でしょう。せめてもの救いは高速SA・PA、日産ディーラーにおいてある充電器は殆どが40~50kWと本当の急速充電器であることでしょうか。
行政には設置補助金を出力に応じた補助金にする等何らかの形で高出力型充電器を推進する施策を切に願います。