パネル過積載についての考察2
2017/05/29
この過積載は新規の太陽光発電施設だけに適応する話ではありません。現状稼働している太陽光発電施設に関しても土地の余裕があるならば十分過積載を検討する余地はあります。
現在稼働している太陽光発電施設ならば36円や40円での買取金額ですので新規に設置するよりも高い売電金額となります。
過積載設置ならば使用するパワコンは一緒なので追加のパワコン設置費用は不要となり必要なのはパネルと架台、電線となり、東電接続費用などは不要となるので新規設置よりも随分安くなります。
設備認定に関しても軽微変更届けで問題ないと思いますのでそれほど煩雑では無いと推測します。売電期間は少し短くなりますが何よりも売電金額が高額になりますので利益率はかなり良くなるので魅力的です。
この追加を視野に入れるとパワコンはマルチストリングス対応のパワコンが良いです。
私的にはパワコンはファンレスが良いと考えているためオムロン製パワコンが好きですが現行の野立用オムロン製パワコンはマルチストリングス対応ではありません。2014年発売になったオムロン新型パワコンはマルチストリングス対応となって変換効率も少し良くなり現行のパワコン同様ファンレスです。私的にはベストな感じなのですが5.9kwと50kW野立太陽光発電施設には向かない容量。まぁこれを8台で48kWでもよいかとは思いますがどうせならこの仕様の5.5kW版が出たら良いのに・・・と思います。
いずれにしてもパネル過積載設置に関しては新規、追加両方の面から検討出来ると思います。